韓国首相がモンゴル大統領と会談 「東アジア鉄道共同体」など協力要請

【ウラジオストク聯合ニュース】韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は11日、国際会議「東方経済フォーラム」のため訪れたロシア極東ウラジオストクでモンゴルのバトトルガ大統領と会談した。

 李首相は会談で文在寅(ムン・ジェイン)大統領が8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の演説で「東アジア鉄道共同体」などの経済共同体を提案したことに触れ、モンゴルの協力を要請した。

 李首相は「南北の鉄道が連結されるためには朝鮮半島の平和と交流協力が定着しなければならない。そのためには国連の対北制裁が緩和されなければならず、さらにそのためには北の非核化の実質的な進展がなければならない」とし、モンゴルの協力に期待を示した。

 文大統領は光復節の演説で、北東アジア6カ国(韓国・北朝鮮・日本・中国・ロシア・モンゴル)と米国でつくる「東アジア鉄道共同体」を提案し、「この共同体はわれわれの経済の地平を北方大陸にまで広げ、北東アジアにおける共生・繁栄の大動脈となる」などと述べた。

 バトトルガ大統領は南北首脳会談(18~20日、北朝鮮・平壌)について、「世界が注目しており、その会談が成果を上げるだろうという報告を受けた」と言及。「モンゴルは豊富な石炭・風力・太陽光の潜在力を持っており、日本と韓国はエネルギーを必要とする国であることから、十分な協力が実現すると考える」と述べた。

 李首相は「現在、韓国に滞在するモンゴル人は4万6000人で、モンゴルの若者も多い」とし、「ICT(情報通信技術)、医療、農業など多様な分野でモンゴルの若者が祖国の発展に寄与することを願う」と応じた。

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