声楽専攻だから太っているのか、と思いきや…

声楽専攻者12人を摘発
6カ月で30キロ太った例も

 故意に体重を増やして徴兵を逃れた声楽専攻者12人が兵務庁に摘発された。容疑者らは、プロテインサプリメントやアロエ飲料などで短期間のうちに体重を増やしたという。

 兵務庁が11日に明らかにしたところによると、ソウル市内の大学の声楽科に通う同期生および先輩・後輩12人は、徴兵身体検査で太り過ぎにより社会服務要員(4級)招集対象処分を受けた。だが兵務庁による捜査の結果、容疑者らは筋肉を増やすのに使うプロテインサプリメントを数カ月間摂取し、体重を増やしたことが分かった。6カ月で体重が30キロ増えたケースもあったという。

 また兵務庁によると、容疑者らは、身体検査当日にアロエ飲料を飲むという方法も使っていた。兵務庁の関係者は「アロエ飲料に含まれる顆粒(かりゅう)は体内で吸収が遅いという点を悪用したもの」と語った。容疑者らは、検査直前にアロエ飲料を大量に飲むという方法で体重を1-2キロ上乗せしたという。兵務庁は容疑者らを検察に送致する予定だ。12人のうち2人は社会服務要員として服務を終え、4人は服務中。残る6人は招集待機中だ。有罪判決が出た場合、服務を終えたとしても、刑事処罰(5年以下の懲役)を受けた後に身体検査を受け、兵役義務を再度履行しなければならない。

 兵務庁の関係者は「声楽科専攻者は声量を豊かにするため体重をかなりつけることがある、という社会通念を悪用したケース。2010年以降に声楽科出身で社会服務要員判定を受けたおよそ200人についても、再検証を行いたい」と語った。兵務庁は、容疑者らがカカオトークのグループチャットを利用して徴兵逃れの方法を共有していたことを確認したという。兵務庁は昨年からデジタル鑑識関連の機材を導入し、コンピューターやスマートフォンなどに残る資料を集めたり復元したりして兵役関連の捜査に活用している。

チョン・ヒョンソク記者
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