太極旗集会にどんな韓国人が参加しているのか

2年近く続く集会、月1回以上参加している3037人にアンケート
参加者は大卒・中産層が半数以上

太極旗集会にどんな韓国人が参加しているのか

 8月25日、ソウルの都心では約3000人が参加する中、「太極旗(韓国の国旗)集会」が開かれた。光復節(日本による植民地支配からの開放)だった8月15日にも約2万7000人が太極旗を掲げてソウル市光化門一帯に集まった。日中の最高気温が38度に上る猛暑をものともせず、50代以上の中高年を中心とした参加者たちは、昼間から夕刻にかけて集会を行った。

 2016年11月に始まった太極旗集会が2年近く続いている。政治などの集会に積極的ではなかった中高年が率いているという点でも、異例と言える。しかし、こうした動きに対し、インターネットでは「お金を受け取って動員された貧しいお年寄り」「軍歌を好む極右集団」といった若者たちの評価もある。

 太極旗集会に参加する人々はどんな人々で、彼らは一体何を望んでいるのか。本紙は、太極旗集会に積極的に参加している人々を対象にアンケート調査を行った。その結果、半数以上は「四年制大学を卒業した中産層以上」と回答した。集会現場で出会った人々は「いくらもらって集会に参加しているのかと聞かれるのが一番頭に来る」と答えた。

 本紙は、8月14-15日に、太極旗集会の主催者側が運営するネイバーバンド(SNS、会員制交流サイト)、カカオトーク(メッセンジャーアプリ)などを利用し、太極旗集会に参加した人々(5470人)を対象にアンケート調査を行った。このうち、1カ月に1回以上太極旗集会に参加すると回答した3037人について分析を行った。年齢別には、60代・70代以上が62.2%、40代・50代が33.2%だった。社会的階層について問う質問には、中産層と答えた人が49.8%と最も多かった。ついで庶民(41.8%)、上流層(4.4%)、貧困層(4%)の順となった。また、学歴も高かった。四年制大卒以上と回答した人は59.5%だった。統計庁によると、韓国の50代以上の国民のうち四年制大卒以上の学歴者が占める割合は16.2%(2015年基準)だ。職の有無について問う質問には、59%が「仕事をしている」と回答した。集会参加者たちは「表現方法にいささか問題はあるものの、疎外されているお年寄りの極右集会ではない」と答えた。8月15日、ソウル駅駅前での太極旗集会で出会ったイさん(67)は「毎週釜山の集会に参加するため、3万ウォン(約3000円)の参加費を支払っている。毎週数千人に対してお金を支払って動員することができるなら、一度やってみたらいい」と話す。

チョン・ウヨン記者
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