南北首脳会談:平壌から生中継、実務者協議で合意

 平壌での南北首脳会談を4日後に控えた14日、韓国と北朝鮮は板門店で実務協議を行い、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との顔合わせの様子やその後の主なスケジュールを生中継することで合意した。また文大統領に同行する代表団は西海(黄海)ルートの専用機で平壌に向かうことになった。実務協議に出席した韓国大統領府の権赫基(クォン・ヒョクキ)春秋館長が発表した。

 韓国と北朝鮮は開城で南北共同連絡事務所開所の式典を行う一方、板門店の北朝鮮側にある統一閣では13日から翌14日未明にわたり、今回の南北首脳会談で議題となる予定の非武装地帯(DMZ)の見張り所(GP)撤収、西海の平和水域化などについて話し合う軍事実務協議も行われた。

 権館長のほか国家情報院の金相均(キム・サンギュン)第2次長、大統領府の尹建永(ユン・ゴンヨン)国政状況室長、チェ・ビョンイル警護本部長が出席した実務協議は午前9時から午後2時まで行われた。まず訪朝団の人数については200人前後とすることで合意した。2000年の首脳会談では182人、07年は300人だった。先発隊は16日に出発する。ただし韓国政府はすでに合意したはずの会談前後の細かいスケジュールについてはこの日公表しなかった。

 開城工業団地内で執り行われた南北連絡事務所開所の式典は、14日朝から韓国統一部(省に相当)の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官や北朝鮮祖国平和統一委員会(祖平統)の李善権(リ・ソングォン)委員長らが出席して執り行われた。韓国側の所長は統一部の千海成(チョン・ヘソン)次官、北朝鮮側は祖平統の田鍾秀(チョン・ジョンス)副委員長が兼任することになった。

 また13日から14日未明まで板門店の北朝鮮側にある統一閣では40回目となる軍事実務協議も行われた。韓国と北朝鮮はDNZ内にあるGPの試験的な撤収、DMZ内で共同の遺骨発掘、板門店共同警備区域(JSA)の非武装化などに合意した。ただし西海平和水域造成の鍵となる西海北方限界線(NLL)については意見が一致しなかったようだ。今回の実務協議で平和水域の基準をどこにするかは今後も話し合いを続けていくことになった。

鄭佑相(チョン・ウサン)記者
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