文大統領 飲酒運転の処罰強化を指示

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、青瓦台(大統領府)で開かれた首席秘書官・補佐官会議で、飲酒運転による事故は過失ではなく殺人行為だと述べて処罰を強化するなどの対策を設けるよう指示した。

 文大統領はこの日の会議で、青瓦台ホームページの国民請願掲示板に投稿された飲酒運転による交通事故への厳罰を求める請願が25万人以上の賛同を得たことに言及した。 
 この請願は、飲酒運転の車にひかれて脳死状態に陥った20代男性の友人らが処罰の強化を求めて投稿したもの。30日以内に20万人以上が賛同した案件については、青瓦台の首席秘書官や関係閣僚が正式に回答することになっている。

 文大統領は「この10年間で交通事故による死亡者数は約30%減少し、飲酒運転による事故の死亡者数も50%以上減少した」としながらも「このように改善を続けているが、飲酒運転事故は依然として多い。昨年1年間で2万件が発生し、これによる死亡者は439人、負傷者は3万3364人に達する」と指摘した。

 また、文大統領は飲酒運転の再犯率が非常に高い点を強調。昨年の統計によると再犯率が45%、3回以上の再犯率も20%に上るとして、初犯だとしても処罰を強化し事後教育期間を延長するなど、再犯防止のための対策をさらに強化すべきだとの考えを示した。

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