李明博元大統領が控訴 「判決に不服」

【ソウル聯合ニュース】収賄罪などの罪に問われた韓国元大統領、李明博(イ・ミョンバク)被告(76)は12日、ソウル中央地裁が5日に言い渡した懲役15年、罰金130億ウォン(約13億円)の一審判決を不服として控訴する意向を示した。

 李被告の弁護人よると、同日午前、ソウル東部拘置所に収監されている李被告を弁護人が訪ねて控訴するよう勧め、同被告が受け入れたという。弁護人は「(李被告は)もう一度裁判所を信じて判断を委ねようと(控訴を)決めた。一審判決の問題点を一つずつ全て指摘する考えだ」と述べた。控訴状は同日中に提出する予定。

 李被告は、自動車部品会社「ダース」を実質的に所有して巨額の資金を横領したほか、ダースの米国での訴訟費用をサムスン電子に肩代わりさせるなどして約110億ウォンを受け取った収賄罪などに問われ4月に起訴された。

 李被告は、ダースは実兄のものであり、訴訟費用をサムスン電子が肩代わりしたことは知らなかったと主張している。

 しかし、ソウル地裁は元社長らの供述を根拠にダースの実際の所有者は李被告だと判断、李被告が同社の資金246億ウォンを横領したと認定した。サムスン電子が肩代わりした訴訟費用61億ウォンも、李被告の大統領在任中に恩赦が決まった当時の李健熙(イ・ゴンヒ)サムスングループ会長などに絡む賄賂だと判断。懲役15年の実刑判決を言い渡した。検察は懲役20年を求刑していた。

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