不倫疑惑の京畿道知事、「秘密の部分のほくろ」を自己検証

医療関係者「ほくろはなかった」

 波紋が広がると、李在明知事は13日、「キム・ブソンさんが主張した『特定部位』にほくろがないことを立証するため、月曜日からでも直ちに身体検査に応じる」と言った。しかし、警察が「身体検査は事件の実体的真実を明らかにするのとは別の問題だ。今後必要性があると判断されれば実施することもあり得る」との見解を示したため、自ら検証を強行したものだ。

 検証直後、キム・ブソンさんの法律代理人であるカン・ヨンソク弁護士は動画投稿・共有サイト「ユーチューブ」のライブ放送で、「ほくろは我々が持っている証拠の『氷山の一角』に過ぎない。それで天を隠すことはできない。捜査に影響を与えない範囲で、1つ1つ公開していく」と述べた。孔枝泳氏は「自己検証では法的効力がない」「ごかまし行為に流されてはいけない」など、知事の身体検査を批判するツイッターの投稿をリツイートした。

 身体検査実施の意向を表明してから三日後に行われた自己検証は、これまでキム・ブソンさんが挙げた不倫の証拠のうち最も強力な事案に反論し、優位性を確保しつつ論争の拡大を抑え、19日に予定さている国会行政安全委員会の国政監査で李在明知事自身への攻撃を絶とうという意図もあると見られている。

 李在明知事は同日午前にラジオ番組に出演、身体検査実施の意向を繰り返し語っていた。そして、「(キム・ブソンさんが言った特定部位ではなく)体に血管が集まってできた赤いほくろ(斑)以外ない。うちの家族は、母親のおかげで肌が非常にきれいでほくろがない」と主張した。

水原=権祥銀(クォン・サンウン)記者
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