野球:韓米日1000試合登板の林昌勇、記念グッズ発売翌日に戦力外通告

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 「起亜は林昌勇を2回殺した」「別れるにしても礼儀があるべきなのに、これはないだろう」

 25日、インターネット上の野球関連コミュニティーには起亜タイガーズを糾弾する書き込みが相次いだ。起亜が24日、サイドスロー投手の林昌勇(イム・チャンヨン、42)=写真=と契約更新しないことしたことに対する反応だった。しかし、ベテランがチームを離れることと同じくらいファンの怒りの火に油を注いだ出来事が別にあった。

 起亜は「契約更新不可」を発表する前日の23日、林昌勇の「韓米日通算1000試合出場」記念グッズ(帽子・ユニホームなど)を発売した。グッズ販売を開始した翌日、その選手に「解雇通知」を渡したということだ。選手契約を更新するかどうかを決めるのは球団の自由だ。しかし、ファンは「追い出す選手の名前を付けてグッズを販売するのは常識的に納得できない」と激怒している。

 林昌勇は1995年にヘテ(現:起亜)に入団、韓国国内だけでレギュラーシーズン760試合(海外を含め1004試合)マウンドに立った。2016年に古巣・起亜に戻り、この3シーズンで122試合に出場した。特に今年はチーム事情のため先発もリリーフもこなし、37試合(86と3分の1イニング)に出場した。一部ファンは、チームが苦しい時に重責を担った林昌勇の残留を望んだが、起亜は来シーズンの構想過程で彼を「戦力外選手」に分類した。

 同球団関係者は「林昌勇記念グッズはマーケティング部門で以前から準備したが、あいにくの選手の放出時期と重なった。大記録を記念する純粋な目的だった。ファンの皆さんの気持ちは理解できるが、選手の放出とグッズの販売は別の事案として判断していただければ」と語った。球団は「林昌勇グッズ」を引き続き販売する方針だ。

イ・スンフン記者
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