サムスン電子 折り畳みスマホ向けディスプレー初公開

【サンフランシスコ聯合ニュース】韓国のサムスン電子が7日、2019年に発売予定の折り畳み(フォルダブル)式スマートフォン(スマホ)向けの有機ELディスプレーとユーザーインターフェース(UI)を初公開した。

 米サンフランシスコで開いた開発者向け会議で折り畳み式スマホ向け「インフィニティ・フレックス・ディスプレー」を披露し、数カ月以内に量産に入る予定だと明らかにした。壇上ではサムスン電子米国法人の役員がジャケットの内ポケットからこのディスプレーを取り出し、開いたり折り畳んだりしてみせた。内側に二つ折りにする方式で、開くと7.3インチ、折り畳むとポケットに収まるほどの大きさになる。外側にもディスプレーを搭載し、折り畳んで使うこともできる。

 この日公開されたのはディスプレーのみで、実際にスマホを動かすデモンストレーションはなかったが、サムスン電子は紹介映像で、折り畳み式スマホが「強力なマルチタスキング経験」を提供するとアピールした。内側の大きなディスプレーでは三つのアプリを同時に使うことができる。

 サムスン電子はディスプレーとあわせ、次世代モバイルユーザーのための新ユーザーインターフェース「One UI」もサービス開発者向けに公開した。

 One UIはスマホ画面への没頭を妨げる要素をできるだけ減らし、直観的な使用に重点を置いて設計。アイコンはシンプルに整頓し、画面配置で読みやすさとアクセス性を向上させた。スマホのサイズが大きくなり片手で操作しにくいことを踏まえ、スマホの上部分は見るエリア、下部分はタッチエリアと設定した。

 19年1月からの正式サービスに先立ち、今月から韓国や米国でサムスン電子製フラッグシップスマホ「ギャラクシーS9」シリーズなどを対象に、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド9.0 Pie」ベータサービスとともに紹介される。サムスン電子はグーグルと協力し、折り畳み式スマホ向けOSを開発中だ。

 サムスン電子はこのほか、あらゆるモノがネットにつながるIoTの自社プラットフォーム「スマートシングス」開発者向けのアップグレードした開発ツールも公開した。

 同社は昨年、全社の全てのIoTプラットフォームとサービスを「スマートシングス」に統合した。スマートシングスのユーザーは一つのアプリで家や車、オフィスなど、いつでも、どこででもIoTサービスを享受できる。

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