「演劇の街」ソウル・大学路を観光名所に 韓国政府が方針

【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部は8日、150を超える劇場が集まるソウル・大学路を観光名所として発展させる方針を示した。

 大学路では9月28日~10月31日に韓国観光公社主催のフェスティバル「ウェルカム大学路2018」が開催された。期間中はノンバーバル(非言語)パフォーマンス、ミュージカルなど41作品の公演が行われた。

 公演鑑賞を目的とした外国人観光客を呼び込むため「NANTA(ナンタ)」「JUMP」といったノンバーバルパフォーマンスだけでなく、字幕(英語、日本語、中国語)付きのミュージカルと演劇も9作品が上演された。

 また、中国の電子商取引最大手アリババ集団の決済サービス「アリペイ」、日本人観光客を対象とした韓国旅行情報サイト「コネスト」、中国の韓国観光情報ポータルサイト「韓游網」などとの広報協力を拡大したほか、外国人観光客に知名度があるミュージカル俳優のKAI(カイ)を広報大使に任命した。

 こうした取り組みにより1万3000人を超える外国人観光客がフェスティバルに参加する成果を上げた。

 文化体育観光部は今回のフェスティバルの成果をさらに発展させ、大学路を観光地化する計画だ。

 米ニューヨークのタイムズスクエアのように大学路に公演に関するさまざまな屋外広告を設置し、一部区間を歩行者天国にする。

 公演案内センターを通じ外国語で情報を提供できるよう支援し、来年のフェスティバルには外国語が可能な人員も試験的に配置する。

 観光客に持続的に大学路へ足を運んでもらえるよう公演分野を多様化し、優秀な新規コンテンツを掘り起こす計画だ。外国人観光客に知られているノンバーバルパフォーマンスやミュージカルを中心とした現在の公演観光政策の範囲を伝統公演など多様な韓流コンテンツに拡大し、外国人観光客誘致の可能性が高い新規作品を発掘する。

 外国語の字幕提供、観光商品の開発、海外広報マーケティングなど政策的支援を行うほか、釜山、大邱など地方の優秀な公演作品が大学路でも上演される機会を拡大し、長期的には地方にも公演芸術の名所をつくる計画だ。

 同部の担当者は「外国人が韓国を訪れたとき、大学路の公演は見逃せないという認識が定着するよう、大学路をブランド化し、広くアピールしていく」と説明した。

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