【コラム】自ら声を上げられない韓国スポーツ界

【コラム】自ら声を上げられない韓国スポーツ界

 韓国の大学アイスホッケーは、今年から学生選手たちの学習権を保障するため、先月のリーグ戦を平日夕方や週末に行っている。しかし、これがなかなか難しい。試合のたびに首都圏と地方のスケートリンク数カ所を移動することになる。先月末には4大学のチームが宿泊費を節約するため「日帰り」日程を組み、大邱で深夜まで試合をして翌日未明になってからソウルに戻った。大学のアイスホッケー・チームは、こうした「渡り鳥」状態で来年2月まで試合を続けなければならない。

 選手たちがこのように苦労をしなければならないのは、全試合を行えるリンクが見つからなかったためだ。だが、たった1カ所、何の心配もせずに試合に専念できるリンクがあることはあった。今年2月に平昌冬季五輪が行われた江陵ホッケー・センターだ。五輪施設の事後活用にもなるということで、最適の場所のはずだった。

 ところが、江陵ホッケー・センターは五輪後、鉄製の門を閉ざして部外者の出入りを禁止する「幽霊施設」になっていた。コスト削減を理由にレンタルしていた電光掲示板まで企業が取り外してしまい、その痕跡すら見つけるのが難しかった。

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