非武装地帯の監視所 兵力・火力装備の撤収きょう完了=南北

【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は、試験的に撤収することにした非武装地帯(DMZ)内の監視所(GP)各11カ所について、兵力や火力装備の撤収を10日中に完了するようだ。韓国政府の当局者が明らかにした。

 当局者は、韓国は一部のGPを取り壊す作業に入ったとし、北朝鮮でも一部GPの設備を撤去する作業が捉えられていると伝えた。南北は撤収対象のGPを爆破して取り壊すことにしていたが、安全や環境への影響を考慮して掘削機を使うことにしたという。11月末までに取り壊し作業が終われば、12月中に互いに検証を行う予定だ。

 政府と軍当局はGPの試験的な撤収を完了した後、観光などDMZの平和的な活用に向け一部GPの保存を北朝鮮と協議する方針とされる。政府当局者は「試験的な撤収の後に撤去する他のGPについて、一部施設を保存する案を北や国連軍司令部と話し合う計画だ」と伝えた。

 DMZには韓国側に約60、北朝鮮側に約160のGPがある。南北は全てのGPをなくすことで意見がまとまっている。

 一方、南北は試験的な撤収対象のGPのうち、それぞれ1カ所を取り壊さず元のまま保存することで合意した。韓国は1953年に朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた直後、最初に設置された東海岸のGPを残す。

 政府当局者は、保存されるGPには車道が敷かれており、将来的に観光スポットとして活用可能だと伝えている。

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