野球:SKワイバーンズ、8年ぶりV=韓国シリーズ

MVPはハン・ドンミン 13回に「夢のようなホームラン」

野球:SKワイバーンズ、8年ぶりV=韓国シリーズ

 12日にソウル・蚕室球場で行われたSKワイバーンズと斗山ベアーズによる韓国プロ野球の2018韓国シリーズ第6戦。延長13回表の2死後、SKハン・ドンミンが打席に立った。斗山の8番手は柳熙寛(ユ・ヒグァン)だった。ハン・ドンミンは柳熙寛の初球ストレート(球速129キロメートル)を引っ張り、右中間フェンスの向こうに運んだ。4-4の均衡を破る飛距離135メートルの大ホームランだった。SKは13回裏、金広鉉(キム・グァンヒョン)をマウンドに上げた。第4戦の先発だった金広鉉はこの日、リリーフで登板して2奪三振を挙げて無失点でイニングを締めくくった。

 SKが5時間7分にわたる接戦の末、斗山を5-4で下して4勝2敗とし、7戦中4勝先取制の韓国シリーズを優勝で飾った瞬間だった。SKの優勝は2010年以来8年ぶり、通算4回目だ。

 ハン・ドンミンは韓国シリーズ最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。記者投票72票のうち30票を獲得、チームメイトの投手・金泰勲(キム・テフン、27票)らを抑えた。ハン・ドンミンは第1戦の2ランホームランを含め、今回の韓国シリーズで2本塁打(21打数4安打・4打点・4得点)を挙げて大活躍した。また、ネクセンとのプレーオフ最終第5戦でも延長10回裏にサヨナラホームランを放ち、SKを韓国シリーズに導いた。ハン・ドンミンは今季公式戦で本塁打ランキング5位(41本)に入るなど、2012年にデビューして以来、最高の1年を過ごした。MVPのトロフィーを受け取ると、泣き声で「第1戦以降、チームのために何の役にも立てなくて恥ずかしかった。今日も本当に良くなかった(5打数1安打2四球3三振)が、ホームランが打ててうれしい。監督やチームメイトたちのおかげで成し遂げられた優勝だ」と語った。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者 , ヤン・ジヘ記者
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