野球:復活した「平成の怪物」松坂大輔、年俸大幅アップ

 今年満38歳。来年には39歳になるが、年俸は4倍以上もアップした。日本プロ野球界の「平成の怪物」松坂大輔の話だ。

 松坂は4日、所属チーム・中日ドラゴンズと1年・年俸8000万円で契約更新した。松坂の今季の年俸は1500万円だった。松坂は中日と契約を終えた後、「来年は今年より2倍以上投げる。チーム優勝のためベストを尽くしたい」と抱負を語った。

 松坂は日本プロ野球界が輩出した最高のスターだった。横浜高校時代から剛速球で名を知られ、西武ライオンズに入団して最高の投手としての地位を築いた。2006年に当時最高の入札額5111万ドル(当時のレートで約60億円)を西武にもたらし、ボストン・レッドソックスに入団した。しかし、米大リーグ8シーズンで通算56勝43敗、防御率4.45にとどまった。球速の衰えと故障でマイナーリーグと大リーグを行ったり来たりしながら、15年に日本プロ野球に復帰した。

 ソフトバンクホークスと3年・総額12億円の超大型契約を結んだ松坂だが、3年間で登板したのはたった1試合だけだった。肩の故障で球を50メートル投げることすら難しかった。現役引退の危機に追い込まれた昨年の冬、入団テストを受けた末に中日に入団を果たした。4億円だった年俸は1500万円にまで引き下げられ、いつも背負っていた背番号「18番」も後輩に譲った。

 松坂はがけっぷちで踏みとどまった。今季は11試合に登板して6勝4敗、防御率3.74を記録した。最盛期には及ばなかったが、ファンは「よみがえった怪物」に熱狂した。中日の本拠地の入場者数は昨年に比べ8%以上増加した。松坂のユニホームとサインボールの売上はリーグ開幕1カ月で彼の年俸よりも多く売れた。ファン投票で圧倒的な1位をとなり、12年ぶりにオールスター戦にも出場した。日本野球機構(NPB)は今年、松坂に「カムバック賞」を授与した。そして来年から再び背番号18番を付ける。

 松坂は日本代表としても長く出場し、韓国野球界とも縁が深い。2000年のシドニー五輪で2度も韓国戦に登板し、イ・スンヨプに予選で2ラン、3位決定戦で2打点となる2塁打を許した。第1回・第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では最優秀選手(MVP)に選ばれた。

ヤン・ジヘ記者
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