北朝鮮の男子ボクサーを世界王者に 韓国でプロジェクト始動

【ソウル聯合ニュース】スポーツを通じて南北交流を図るムードが、プロボクシングにも及んでいる。

 韓国の南北体育交流協会とボクシング団体・ボクシングマネジメントコリア(ボクシングM)は6日、韓国で来年3~4月に韓日プロボクシング交流戦を行う計画だと発表した。

 交流戦では北朝鮮のボクサー4人と韓国のボクサー2人が日本のボクサー6人と6対6で戦う予定で、北朝鮮のボクサーが日本の選手を相手にプロデビュー戦を行うことになる。北朝鮮のボクサーによる韓国国内でのプロデビュー戦が実現すれば、プロボクシング史上で初めての出来事だ。

 南北体育交流協会とボクシングMはこれを出発点として、韓国の体系的なサポートにより北朝鮮の男子ボクサーを世界チャンピオンに育て上げるという野心的なプロジェクトを進める考えだ。

 ボクシングMのファン・ヒョンチョル代表は「北のボクシングは選手層がかなり厚く、裾野が広い」とし、ここから選ばれた優秀な選手は厳しいトレーニングとサポートにより世界タイトルへの挑戦も可能だとの見方を示した。究極的には、韓国と北朝鮮の選手がそろって世界タイトルを獲得することが目標だという。

 ファン氏は世界チャンピオンの多い日本との緊密な接触も続けている。ファン氏は「日本ボクシングコミッション(JBC)側もプロボクシングの南北交流を喜んでおり、低迷する韓国ボクシングの活性化と北のプロボクシングのスタートに手を貸すと言っていた」と伝えた。

 南北体育交流協会のキム・ギョンソン理事長も「北のボクサーに対するトレーニング支援などを通じ、南北プロボクシングの発展を成し遂げたい」と意欲を示している。

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