文大統領「一人飯」説、韓国大統領府は否定

韓国野党代表「執権1年の文大統領、聞く耳を持たない」
与党からも噂「夕食時も予定ない」

 韓国野党「民主平和党」の鄭東泳(チョン・ドンヨン)代表が5日、ラジオ番組のインタビューで、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が最近一人で食事をしているとして「これは危険なシグナルだ」と主張した。

 鄭代表はインタビューで、大統領が一人で食事していることについて「正しい未来党の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表がハム・セウン神父から聞いた話だ」とした上で「大統領が一人で食事をするなどありえない」と話した。大統領はさまざまな人と会って意見を聞き、コミュニケーションを取るべきなのに、それができていないというわけだ。

 ハム神父は2012年の大統領選挙の際、文在寅氏と共に「希望2013・勝利2012円卓会議」活動に参加していた。

 鄭代表はまた「執権して1年が過ぎれば聞く耳を持たなくなる。それが問題だ」とも述べた。これについて韓国大統領府(青瓦台)関係者は「事実ではない」と否定し「大統領は大勢の人々と会って食事し、会議にも出ている」と主張した。

 しかし、大統領の「一人飯」については韓国与党内部からも頻繁に話が聞こえてくる。文大統領が公式に外部の人物を青瓦台に招いて食事をしたのは、先月21日の国政課題委員会と大統領諮問機関の昼食懇談会が最後だ。その後は主要20か国・地域(G20)首脳会議など海外歴訪に出発し、4日に帰国して以降は公的なスケジュールを最小限に抑え、南北関係や国政構想に没頭している。

 文大統領は通常、執務室のある青瓦台与民館で昼食を取っているという。官邸から配達される料理を一人で食べるか、側近らと略式会議を兼ねて食事するケースが多い。

 韓国与党「共に民主党」の重鎮議員は「大統領は夕食時も予定のないケースが多いと聞いている。報告書を持って官邸に帰り、妻の金正淑(キム・ジョンスク)氏と共に食べるか、金氏に予定があれば一人で食べることもあるという」と話した。文大統領は食事が終わると深夜まで各種報告書に丁寧に目を通し、懸案を把握しているという。

黄大振(ファン・デジン)記者
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