バンド春夏秋冬のチョン・テグァンさん死去 がん闘病6年 

【ソウル聯合ニュース】今年デビュー30周年の韓国の2人組バンド、春夏秋冬(ポムヨルムカウルキョウル)のチョン・テグァンさんががんとの闘病の末、27日死去した。56歳だった。メンバーのキム・ジョンジンさんが28日、明らかにした。

 春夏秋冬は1988年にアルバムデビュー。バンドが10年を超えて活動するのは難しいとされた韓国の音楽シーンで、息の長い活動が際立った。とりわけ、2002年にリリースした7枚目アルバム「Bravo,My Life!」はアジア通貨危機の影響から完全に立ち直れずにいた人々を勇気づけた。

 チョンさんは12年、腎臓がんのため片側の腎臓を摘出。しかし、がん細胞が骨や脳などにも移転し、活動休止を余儀なくされた。今年1月、音楽授賞式「ソウル歌謡大賞」で審査委員特別賞受賞者としてステージに上がったのが、公の場で見せた最後の姿となった。

 一方、相棒のキムさんは先ごろ後輩ミュージシャンたちと、春夏秋冬デビュー30周年の限定アルバムを出している。

 キムさんは「チョン・テグァン君は『韓国大衆音楽の自尊心』と呼ばれたが、大げさではなかった」とし、その穏やかな人柄にも言及しながら「ミュージシャンと大衆からともに最も尊敬され、愛されたドラマーだった」と悼んだ。

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