性的暴行:沈錫希選手の被害は氷山の一角なのか

性的暴行:沈錫希選手の被害は氷山の一角なのか

他の選手にも被害告発の動き

 韓国女子ショートトラック代表、沈錫希(シム・ソクヒ)選手(21)が8日、17歳だった当時からチョ・ジェボム元コーチによる常習的な性的暴行を受けていたと明かしたのに続き、9日には他の選手らも性的暴行、わいせつ行為の被害を受けていたと証言した。五輪メダリストや現職指導者らで構成する「若き氷上人連帯」は9日、声明を発表し、「独自調査の結果、別の選手も性的暴行、わいせつ行為、セクハラに苦しんできた事実が判明した。政府が選手を保護し、真の氷上改革を行動で示してくれれば、被害選手と力を合わせ、真実を話す」と表明した。同団体は近く記者会見を開く意向も示した。

■やる気がない韓国政府と大韓体育会

 スポーツ界団体の大韓体育会は8日午前、国家代表選手と指導者が経験した暴力および性的暴力の実態調査結果を発表し、2010年に調査対象者の26.6%に達していた性的暴力経験者が16年には3.0%へと著しく減少したと指摘した。しかし、数時間後に沈選手が性的暴行の事実を告白した。その後、文化体育観光部(省に相当)の盧泰剛(ノ・テガン)第2次官は記者会見し、「これまで政府やスポーツ界が立てた対策は効果を上げられなかった。あらゆる対策を全面的に再検討したい」と表明した。文化体育観光部は昨年、沈選手に対する暴行事件に関する監査を実施したが、性的暴行については、8日のメディア報道で初めて把握したという。韓国のスポーツ全般を管轄する文化体育観光部と大韓体育会がスポーツ界での性的暴力について、これまで十分に取り組んでこなかったことが明らかになった格好だ。

ユン・ドンビン記者 , キム・ウンギョン記者
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