文大統領が新年会見「韓国経済に一部問題はあるが政策基調は正しい」

文大統領が新年会見「韓国経済に一部問題はあるが政策基調は正しい」

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、大統領府(青瓦台)で開かれた新年記者会見で、雇用情勢の悪化など経済問題を「つらい部分」として挙げながらも、「政策基調をこのまま維持しつつ、補完すべき点は補完していく」と述べた。問題は一部あるが、現政権の政策基調は正しいので、補完の上で引き続き推進していくという趣旨と受け止め可能だ。こうした文大統領の基調は、経済のみならず、安全保障、政治、社会、人事などあらゆる面にわたった。

 文大統領は会見に先立ち行った演説で、「経済」という単語に35回言及するなど、経済に焦点を合わせた。文大統領は「雇用指標が不振で国民の期待以下だった部分が最もつらい。それをどのように解決していくかが新年の政府にとって最大の課題だ」と述べた。急激な最低賃金引き上げが雇用悪化につながったとの指摘についても、「それ(雇用悪化)に対する容疑が最低賃金引き上げにあると多くの人が考えるが、効果も一部あると考えている」と主張した。「雇用情勢が悪いため、政府が何も言えなくなった」とも語った。

 しかし、解決策は「変化」ではなく、「補完」にとどまった。文大統領は「必要な補完は行うが、政策基調は維持する必要がある。新たな解答が必要だとは思わない」と述べた。その上で、「今われわれが経験している困難こそ、『人間中心の経済』の必要性をさらに強く物語っている。今年は政府の経済政策が正しい方向だということが確実に体感されるようにすることが目標だ」と説明した。政策基調の変化、異なる考えを持つ人物の抜てきなどに関する質問に対し、文大統領は硬い表情で、「政府の政策と異なる個人的な主張を行う方だと、『ワンチーム』で活動することが難しい」と答えた。

チョン・ウサン記者
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