性的暴行:沈錫希選手以外にも2人が被害

 「派閥」を形成した大学出身コーチが暴言、暴行によって母校の後輩選手を叱咤(しった)するのは、他大学との競争に勝つためだったという。傷害罪で有罪となり服役中のチョ元コーチは昨年、国政監査の際に与党の国会議員に送った手紙で、「母校の教授が沈錫希を限界まで追い込むよう、自分に指示した。教授には暴言を吐かれ、殴られたこともあった」と主張した。

 10日の記者会見に出席した西江大のチョン・ヨンチョル教授(スポーツ心理学)は「沈選手が五輪メダリストでなかったならば、今回の事件はうやむやにされたかもしれない。過去にも他の種目の多くの選手が被害事実を告白した」と述べた。13年にチョン教授の指導で書かれた「引退女子ハンドボール選手の生活に関するナラティブ(narrative)研究」という論文には、関連する証言がある。指導者が自分の部屋に選手を呼び、マッサージをさせたり、選手の顔や口に舌を当てたりして接触する場面や性的暴行があったとする内容だ。チョン教授は「被害選手が刑事告発するならば、資料を司法機関に引き渡す」と述べた。

ユン・ドンビン記者 , キム・ウンギョン記者
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