前最高裁長官を検察が取り調べ 徴用訴訟巡る職権乱用などの疑い=韓国

【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地検は11日午前、梁承泰(ヤン・スンテ)前大法院長(最高裁長官)を出頭させ、職権乱用権利行使妨害などの容疑で取り調べを開始した。梁氏の容疑は40程度に上るが、まずは同氏が大法院長在任中に、日本による戦時中の強制徴用被害者の訴訟に関し反憲法的な資料の作成を指示した疑いと、同訴訟を巡り朴槿恵(パク・クネ)前政権の青瓦台(大統領府)と「取引」をした疑いについて、事実関係の確認を進めている。

 大法院長経験者が容疑者として取り調べを受けるのは初めて。出頭前、梁氏は「具体的な事実関係を覚えている通りに述べ、誤解があれば解けるよう、十分に説明する」と述べた。一方で、この日、大法院前では報道陣に「この事件にかかわった法官(裁判官)たちも各自の職務を遂行する上で、少なくとも法と良心に反することをしなかった」と主張した。

 梁氏から聴取すべき疑惑が数多いため、検察はさらに何回か出頭を求める必要があるとみている。早ければ12日にも再び出頭させる見通し。取り調べの結果を踏まえ、身柄の確保が必要か検討する。

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