【萬物相】政治はショーなのか?

【萬物相】政治はショーなのか?

 保守陣営から韓国大統領選に3度挑戦して果たせなかった李会昌(イ・フェチャン)氏と、前大統領の朴槿恵(パク・クンへ)氏。この二人の選挙キャンプで仕事をしたことのある人物が、なぜ二人の間で当落の差が生じたかを説明した。遊説の現場で、李会昌氏は「信念を曲げない人」というイメージゆえに人々から敬遠された。そのせいで、そばに人を立たせるのに苦労した。逆に朴槿恵氏は「悲運のドラマ」の印象があり、寄り集まってくる人を離しておくため冷や汗をかいたという。「二人とも冷たい印象だったが、李会昌氏は、好感の持てる大衆的イメージをつくることに失敗した」と語った。

 1997年の韓国大統領選挙で、当時の金大中(キム・デジュン)候補は南アフリカ共和国のネルソン・マンデラの伝記出版を企画した。75歳で大統領に当選したマンデラ氏を登場させ、70代に差し掛かった自分も大統領を務められるという絵を描きたいと考えた。選挙に勝った直後、金大中は「行事企画」を専担する秘書官のポストを新たに作った。韓国大統領府(青瓦台)に、とうとう「テレビショー」担当部門が生まれたのだ。実際、世界の主要国のほとんどは、当局にショー担当の部門がある。米国も同様だ。ブッシュ・ジュニア元大統領はテレビの演出にたけたブレーンのおかげで再選まで果たした、とも評されている。

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