強制徴用:判決先送りの疑いで韓国前最高裁長官を取り調べ

強制徴用:判決先送りの疑いで韓国前最高裁長官を取り調べ

 梁承泰(ヤン・スンテ)前韓国大法院長(最高裁長官)が11日、司法行政権乱用の容疑で検察に出頭した。梁氏は午前9時30分から被疑者として取り調べを受け、夜11時55分に庁舎を後にした。検察がこの事件で最初に捜査を開始してから7カ月目だ。大法院長経験者が検察の取り調べを受けるのはこれがはじめて。梁氏は検察に出頭する直前、ソウル市瑞草区の大法院正門前で会見を開き「今回の問題で法官(裁判官)らが多くの傷を受け、また捜査当局から取り調べを受けるに至ったことは惨憺(さんたん)たる思いだ」「これら全ては私の不徳の致すところであり、全ての責任を私が負うのが当然だ」などとコメントした。

 検察は梁氏が司法行政権の乱用を指示し、報告を受けた総責任者とにらんでいる。梁氏は日本による強制動員被害者が起こした民事訴訟など数々の裁判に介入し、また特定の考え方を持つ裁判官らに人事上の不利益を与えるための「判事ブラックリスト」を作成したとされている。これに対して梁氏は検察の指摘を受け入れない考えを示した。「裁判への介入や人事への介入などなかったとする従来の立場に変わりはないのか」との記者団からの質問に梁氏は「それは変わらない事実だ」と明言した。また今回の事件で取り調べを受けた100人近い裁判官らについても「(彼らは)各自の職責を全うし、法律と良心に反することはしなかったと言っている。私は彼らを信じている」と述べた。

チョ・ベッコン記者 , パク・ヘス記者
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