国連北朝鮮人権特別報告官「北は国全体が監獄」

 国連のトーマス・オヘア・キンタナ北朝鮮人権特別報告官は11日、ソウルのプレスセンターで記者会見を開き、「北朝鮮は国全体が監獄」と語った。

 キンタナ特別報告官は、今回の訪韓中に会ったある脱北者の言葉を引用してこのように語りつつ「北朝鮮内部の人権状況は、現実的に全く変わっていない」とした。今月7日に訪韓したキンタナ特別報告官は、脱北者や韓国政府関係者などと会って北朝鮮の人権情報を集め、今年3月に国連人権理事会に報告書を提出する予定だ。

 キンタナ特別報告官は11日、「北朝鮮政府は3年間、私の入国や訪問を許容しておらず、非常に遺憾なこと」と、北朝鮮を糾弾した。さらに「北朝鮮制裁は北朝鮮住民の社会的・経済的状況を悪化させる形で作用している。制裁措置は、家族再会のような人権的観点から意味ある人道的措置を取る上でも役に立つべき」とも語った。北朝鮮制裁によって北朝鮮向けの人道的支援が妨げられてはならない、という趣旨だ。

安俊勇(アン・ジュンヨン)記者
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