韓国検察、前最高裁長官に逮捕状請求=憲政史上初

韓国検察、前最高裁長官に逮捕状請求=憲政史上初

 韓国検察が18日、司法行政権の乱用容疑で梁承泰(ヤン・スンテ)前大法院長(最高裁長官)=写真=の逮捕状を請求した。大法院長官経験者に対する逮捕状請求は初めてだ。

 検察は「梁承泰前長官は今回の件の最終決定権者であり、責任者として重い責任を取らなければならない。日本による植民地支配時代の強制徴用訴訟に介入するなどの主な容疑では、単に指示したり報告を受けたりしたのではなく、直接主導して行動したため、逮捕状請求が必要だ」と説明した。検察は、梁承泰前長官が強制徴用訴訟など多くの裁判に介入し、いわゆる「判事ブラックリスト」を作成、人事上の不利益を与えた疑い(職権乱用)などがあるとし、40余りの容疑を適用した。

 梁承泰前長官に対する逮捕状請求書類は260ページに及ぶ。先に逮捕・拘束された林鍾憲(イム・ジョンホン)元法院行政処次長の234ページより約30ページ多い。30余りの容疑が持たれている朴炳大(パク・ピョンテ)元大法院行政処長の逮捕状も200ページに達している。最初の逮捕状請求時に158ページだった元判の徐基鎬(ソ・ギホ)元議員の裁判官再任用脱落不服訴訟に介入した容疑などが追加され、200ページに増えている。ある弁護士は「検察はこれらの人物を逮捕・拘束するため、(あちこちをたたいてほこりを出すように)事実上の容疑をたたき出しているようだ」と言った。

梁承泰前大法院長に対する主な容疑

■-日本による植民地支配時代の強制徴用訴訟介入

-全国教職員労働組合(全教組)法外労働委組合訴訟介入

-旧統合進歩党所属議員らの地位確認訴訟介入

-元世勲(ウォン・セフン)元国家情報院院長によるネット上の世論操作事件裁判介入

-絹布尾裁判所派遣判事に内部情報収集を指示

-各級裁判所公報官室運営費で不正資金作り

-「判事ブラックリスト」作成・人事上の不利益

キム・ジョンファン記者
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