フィギュア:車俊煥6位、7ジャンプ中5つが「回転数不足」

フィギュア:車俊煥6位、7ジャンプ中5つが「回転数不足」

四大陸選手権メダルならずも歴代韓国男子で最高成績

 韓国の男子フィギュアスケート史上初の四大陸選手権メダル獲得に挑んだ車俊煥(チャ・ジュンファン、17)=徽文高、写真=がメダルを逃した。

 車俊煥は10日に米カリフォルニア州アナハイムで行われた国際スケート連盟(ISU)四大陸選手権男子シングルのフリーで158.50点を取り、8日のショートプログラム(SP)との合計を255.83点として6位になった。これは韓国の男子選手としては過去最高の順位だ。優勝は合計289.12点の宇野昌磨(21)=日本=、2位は273.51点の金博洋(21)=中国=、3位は272.22点のビンセント・ゾウ(18)=米国=だった。

 2009年のキム・ヨナ(金メダル)以降、10年ぶりに韓国人選手としてメダルを狙った車俊煥にとって、惜しい試合だった。24人中23番目に滑走し、映画『ロミオ+ジュリエット』の曲に合わせて演技を始めた。最初のジャンプである4回転トウループで着氷が乱れたが、あとのジャンプ6つとステップ、スピンの要素は大きなミスもなくこなした。ところが、電光掲示板に表示されたフリーの得点は158.50で、昨年12月のグランプリ・ファイナルのフリーで取った174.42点を16点近く下回った。SPで2位と好位置に付けて期待が膨らんでいただけに、車俊煥とブライアン・オーサー・コーチ=カナダ=は悔しさを隠せなかった。

 原因はジャンプの回転不足だった。審判団はこの日の車俊煥のジャンプ7本中5本に「回転数不足」(under-rotated=本来のジャンプよりも90-180度足りない状態)との判定を下し、減点した。車俊煥が今季出場した3つのグランプリ大会で「回転数不足」と判定されたのが平均2回だったことを考えると、それよりも厳しい基準が適用されたことになる。シーズンを通して問題となっていたスケート靴が競技力に悪影響を与えたとの見方もある。試合直後、車俊煥の技術点は90.40と表示されたが、回転数不足による減点などが反映されて最終的には73.56点に下がった。

 今回の大会でメダルを逃した車俊煥は、埼玉で来月行われる世界選手権(3月20-23日)に出場する。世界選手権は四大陸大会に出場しなかった羽生結弦(24)=日本=とネイサン・チェン(19)=米国=も出場する予定だ。車俊煥は「技術的に完ぺきではなかった。世界選手権ではけがをせずにベストを尽くしたい」と語った。

イ・スンフン記者
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