ドルイドキング:韓国大統領府、捜査状況の把握を指示か

 韓国大統領府(青瓦台)が昨年、いわゆる「ドルイドキング世論操作事件」の捜査に関連し、特別監察班を動員し、特別検事による捜査内容について報告を受けていたとする疑惑が浮上した。特別監察班に属していたキム・テウ元捜査官は10日、国会で記者会見を開き、昨年7月に特別監察班長の指示を受けたと証言した。

 キム元捜査官によると、李仁杰(イ・インゴル)元特別監察班長が昨年7月25日午前11時11分、キム元捜査官を含む検察出身の特別監察班員4人が登録しているメッセンジャーのグループチャットで「ドルイドキング(キム・ドンウォン氏)が容量60ギガバイトのUSBメモリーを特別検事に提出した」とする内容のメディア報道について、「事実かどうか」「USBの内容が大まかにどういうものなのか」を調べてほしいと依頼してきたという。これを受け、13分後の午前11時24分、特別監察班員のP氏が「USBメモリーの提出は事実であり、金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道知事とのメッセンジャーによる通信内容が含まれている。コメント操作過程に関する文書だ」と報告したという。

 特別監察班は現職の幹部公務員、政府機関幹部、大統領の親族による不正を監視する役割を担っている。しかし、特別検事による捜査状況について報告を受けていたとすれば、権限を逸脱している。青瓦台は「検察による捜査を見守る」として、特別なコメントは出していない。

イ・スルビ記者
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