ナッツ姫の夫が離婚請求「妻の暴行・暴言による苦痛で結婚生活困難」

ナッツ姫の夫が離婚請求「妻の暴行・暴言による苦痛で結婚生活困難」

韓進グループ側「事実でない」

 韓進グループ趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長の長女・趙顕娥(チョ・ヒョナ)元大韓航空副社長=写真=の夫が、「妻の暴行」を主な理由に離婚訴訟を起こしていたことが分かった。

 法曹関係者が15日に明らかにしたところによると、趙顕娥元副社長の夫で整形外科医のA氏は昨年4月、ソウル家庭裁判所に離婚訴訟を起こした際、「妻の頻繁な暴言と暴行による苦痛で、これ以上結婚生活を続けるのは難しい」と主張したとのことだ。A氏は同様の理由で自身が子どもたちの親権も持つべきだと主張しているという。

 2人は小学校の同級生で、2010年10月に結婚した。A氏は韓進グループが投資した仁荷国際医療センターで勤務していたが、韓進グループ会長一族の「パワハラ問題」が報道された後、辞表を提出していたことが分かった。一般的に離婚を求める夫婦は訴訟を起こす前に裁判所の仲裁に応じて協議する調停過程を経るが、A氏はそのような手続きをせず、すぐに離婚訴訟を起こしたという。

 ところが、韓進グループ側は事実関係が違うとの見解を示している。韓進グループ関係者は「A氏は巨額の慰謝料を要求したが、受け取れなくなったために趙顕娥元副社長を陰湿な方法で攻撃し、今になってメディアを利用しているものだ。A氏は、2014年の趙顕娥元副社長による『ナッツリターン事件』から昨年まで続いた会長一族への大規模捜査で、当グループに対する否定的な世論が広がったのを悪用しているものと見られる。趙顕娥元副社長が家庭内で暴力を振るったという主張は話にならない」と述べた。

キム・ウンジョン記者
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