独立運動記念日に「労働者像」設置強行へ 釜山の日本総領事館前に

【釜山聯合ニュース】韓国の市民団体が、日本による植民地支配に抵抗して起きた独立運動「三・一運動」から100周年となる3月1日に、植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像を釜山の日本総領事館前に設置する計画を立てており、警察との衝突が懸念される。団体側は昨年5月1日にも同所に像を設置しようとしたが、警察に阻止された。

 市民団体「積弊(積み重なった弊害)清算・社会大改革釜山運動本部」は1日午後3時から、日本総領事館付近で三・一運動100周年釜山市民大会を開く。団体側は、この集会の場には労働者像も持ち込まれると伝えており、日本総領事館前への像設置を強行するようだ。

 警察は、集会は許可した一方、総領事館側の施設保護要請などに基づき同館前での街頭行進は認めなかった。当日は約2000人の人員を、総領事館を取り囲むように配置する予定だ。

 集会参加者らが総領事館前に労働者像を設置しようとした場合、昨年のように警察ともみ合いになることが予想される。

 現在、警察には像設置を阻止する権限がない。総領事館前の道路を管轄する釜山市東区庁がこの権限を持つが、区側はまだ警察に像を設置させないよう求める協力要請をしていない。昨年は区側の要請を受けて警察が像の設置を阻止した。

 区の関係者は「日本総領事館から同館前に像を設置させないでほしいという要請があったが、まだ回答していない。警察にも協力要請をしていない」と伝えた。

 同団体側が昨年5月1日に像を設置しようとした際には警察との間でもみ合いが起き、負傷者も出た。像は総領事館付近の歩道に1カ月ほど置かれた末、同5月31日に東区が強制撤去。一時、市内の「国立日帝強制動員歴史館」に移され、7月に団体側が引き取った。

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