次期駐日大使に内定した南官杓氏 日本語能力・対日識見高く

【ソウル聯合ニュース】次期駐日韓国大使に内定した前青瓦台(大統領府)国家安保室第2次長の南官杓(ナム・グァンピョ)氏は条約や国際法に明るいベテラン外交官とされる。

 旧日本軍の慰安婦問題、強制徴用裁判問題、海上自衛隊の哨戒機を巡る韓国海軍と海上自衛隊のあつれきなどにより韓日関係が悪化を続ける状況で、両国関係を改善させることが最も重要な任務になるものとみられる。

 政府与党は同氏について、外交経験が長く、敏感な問題を安定的に管理する適任者と評価している。

 また同氏の日本語能力が一定のレベルにあり、対日政策に対する識見を備えていることもこのような評価を裏付けている。

 日本政府は1993年に慰安婦問題への旧日本軍の関与を認め河野談話を発表して謝罪したが、同氏は1992年から95年にかけ、在日本大使館に勤めており河野談話の作成過程を間近に見ていた。

 文在寅(ムン・ジェイン)政権発足直後から、青瓦台の国家安保室第2次長を務め、文大統領の外交や安全保障に関する哲学を深く理解しており、特に朝鮮半島平和プロセスの進展に力をつくした点も注目する部分だ。 

 与党内部では急変する国際情勢のなかで、南氏の豊富な経験が韓日関係改善の基盤を固め、さらに北東アジアの平和体制構築にも役立つとの期待感が広がっている。

 釜山出身の南氏はソウル大法学部を卒業後、外交官試験に合格して外交部の国際法規課に入った。2002~04年には条約局の審議官を務め、同局に人脈を持つ。

 また盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で培った多様な経験も冷え込んだ韓日関係を改善するのに役立つとの見方も出ている。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース