全斗煥元大統領 光州事件に絡む名誉毀損罪で11日出廷=韓国

【光州聯合ニュース】死者に対する名誉毀損(きそん)罪で昨年起訴された韓国の全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が11日に光州地裁で開かれる裁判に出廷する。

 全氏は2017年4月に出版した回顧録で、軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)当時、軍のヘリコプターから市民に向けて射撃したとする故チョ・ビオ神父の目撃証言がうそだと主張。チョ神父を「聖職者という言葉が意味をなさないほど破廉恥なうそつき」と非難し、昨年5月に在宅起訴された。

 全氏が光州事件に絡み法廷に立つのは23年ぶりとなる。1995年に盧泰愚(ノ・テウ)元大統領とともに内乱首謀や収賄などの容疑で逮捕され、翌年裁判を受けた。

 今回の裁判では、被告の出廷が義務付けられていない公判準備手続きが昨年7月に行われたが、その後、全氏が2度にわたり裁判を欠席したため、裁判所が勾引状を発付した。

 全氏側は7日、11日の裁判に出廷する意向を示した。全氏の代理人を務める弁護士は聯合ニュースの取材に対し「これまで全氏が裁判を避けたのではなく、インフルエンザ発症などの理由で出廷できなかった」と説明した。

 全氏は11日午前、ソウルの自宅から乗用車で光州に向かう予定だ。

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