[インタビュー]日弁連副会長に白承豪氏 外国籍初=「差別ない社会」へ抱負

【東京聯合ニュース】日本各地の弁護士会からなる日本弁護士連合会(日弁連)はこのほど、15人の副会長の一人に韓国籍の白承豪(ペク・スンホ)弁護士(57)を選出した。日弁連で外国籍の副会長選出は初めてとされる。同氏は12日、聯合ニュースの電話インタビューに、「私が副会長になったことが、日本社会が差別のない社会へと進む契機になれば」と語った。

 白氏は1962年にソウルで生まれ、74年に家族と共に沖縄に移り住んだ。85年に琉球大卒業、90年に司法試験合格。幼いころに片方の腕を失ったが、障害と国籍という困難を乗り越え弁護士になった。

 白氏はまず副会長選出に関し、自身が所属する兵庫県弁護士会から推薦されたのであり、韓国を代表するものではないと説明。韓国籍の先輩弁護士たちが道を開いてくれたおかげで、日本で韓国籍の弁護士が活動できるようになったとしながら、「国籍や障害を差別しない、開かれた組織である日弁連が私を副会長として受け入れた」と述べた。

 副会長は会長を補佐するのが役割としつつも、「外国籍保有者や障害者の立場から適切な意見を出せることもあるだろう」と語った。

 白氏が司法試験に合格した当時は、在日コリアンとして話題になった。その後、在日コリアンの弁護士は増え、現在日本で活動する韓国籍、または朝鮮籍の弁護士は200~300人程度と推定される。

 白氏は在日コリアン弁護士協会(LAZAK)代表、兵庫県弁護士会会長を務めるなど、日本で広く活動してきた。日弁連では副会長として人権擁護、国際人権問題、海外交流、死刑問題などを担当することになる。

 同氏は「私が副会長を務めることで外国籍を持つ人に対する理解を広め、差別のない日本をつくる上で役立つことを期待する」と述べた。また、ヘイトスピーチ(差別扇動表現)のような問題が少しでも解消することにつながれば、との願いも示した。

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