わいせつ動画流布のチョン・ジュニョン 懲役刑・個人情報公開の可能性も

【ソウル聯合ニュース】わいせつ動画を隠し撮りしてインターネット上に流したとされる韓国の歌手兼タレントのチョン・ジュニョンさん(30)が14日、ソウル地方警察庁広域捜査隊に出頭したことで、チョンさんがどのような処罰を受けることになるかが注目される。

 チョンさんが裁判にかけられた場合は法定上の最高刑が求刑され、住所などの個人情報の公開命令が下される可能性があるとの見通しも出ている。

 警察への出頭に先立ち、チョンさんは13日に発表した謝罪文で「私の全ての罪を認める」とし、「同意を得ないまま女性を撮影し、これをSNS(交流サイト)のチャットルームに流す行為を行いながらも大きな罪悪感なく行動した」と告白した。

 チョンさんは2015年末にコミュニケーションアプリ「カカオトーク」のグループチャットで複数の女性と性関係を持った事実に言及し、数回にわたって動画や写真を知人らと共有した疑いが持たれている。このほか、姓接待をした疑いなどが持たれている人気グループBIGBANG(ビッグバン)のV.I(ヴィアイ)さん(28)が参加するグループチャットでも違法に撮影したと疑われるわいせつ動画を流したとされる。盗撮された被害者は10人に上ると推定される。

警察に出頭したチョン・ジュニョンさん=(聯合ニュース)[https://youtu.be/uH7vLokfJEc]
 
 相手の同意を得ずに性行為の動画や写真を撮影し、複数の人物が参加するグループチャットに送信した場合、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法上の「カメラなどを利用した撮影罪」が適用され、5年以下の懲役または3000万ウォン(約300万円)以下の罰金が科される。

 警察はチョンさんが送信した動画が相手の同意を得ていない可能性が高いとみて、撮影の経緯を集中的に追及する方針だ。

 また、相手の許可を得て撮影したとしても、動画を撮影対象者の意思に反して流布すれば違法行為になる。

 性暴力犯罪の処罰などに関する特例法では、カメラなどを利用した撮影罪についても個人情報を登録するよう規定されており、罪状が悪質、または重大な場合は個人情報公開命令が下されることもある。また、被害者が複数ならば理論上は最大7年6カ月の懲役刑が可能になる。

 朴相基(パク・サンギ)法務部長官は13日、違法動画の撮影を「最悪の犯罪」と規定し、厳罰に処する考えを示した。チョンさんの裁判が行われれば、法務部の方針に従い法定の最高刑が求刑されるのは避けられない見通しだ。

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