開城連絡事務所に韓国政府が石油持ち出し、安保理が問題視

 専門家パネルは報告書の中で、北朝鮮への石油製品持ち出しについて韓国政府に直接問い合わせた事実にも言及している。報告書には「昨年8月に連絡事務所設置のため開城に石油製品が運び出されたとの報道について、韓国政府に書簡を送った」とした上で、韓国政府から「事業の過程で韓国側の人材が石油製品を独占的に使用した」「北朝鮮にはいかなる経済的価値の移転も行われなかったことを保障する」との説明があった事実が記載されている。「2018年1-11月の間に北朝鮮に持ち出された33万8737キログラムの石油製品のうち、4039グラムが回収された」とする具体的な数値の記載もあった。韓国政府はこれまで「連絡事務所事業は全て国連と共有、あるいは理解され、制裁の枠の中で進められた」と説明してきたが、今回の報告書の内容はこの説明と相反するものだ。

 韓国大統領府はこの日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長主催で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開催した。大統領府は委員会について「専門家パネルによる報告書の内容を検討し、国際社会における制裁の枠の中で南北関係発展と朝米対話を後押しできる方策について検討した」と説明した。

アン・ジュンヨン記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • 開城連絡事務所に韓国政府が石油持ち出し、安保理が問題視

right

関連ニュース