韓日が国防相会談を調整 交流・協力再開を協議へ

【ソウル聯合ニュース】昨年12月以降、韓国艦艇と日本の海上自衛隊哨戒機を巡る対立のために関係が冷え込んでいる韓日が、国防交流・協力の再開へ動き出した。韓国はまた、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備問題がくすぶる中国とも、軍事当局間の交流再開を進めている。

 韓国と米国、日本は今月9日にソウルで定例の防衛実務者協議(DTT)を開催し、これを機に韓日は2国間で接触したとされる。双方は韓国艦艇と海自哨戒機間の問題に関し「持続的な対話」と「メッセージ管理」が重要との点で認識が一致し、両国間の軍事交流再開に向けても重点的に話し合ったようだ。 

 日本政府側からは和解のジェスチャーと受け止められる発言もある。日本メディアによると、岩屋毅防衛相はこのほど、「元の関係に戻したい」と韓国との関係改善に意欲を示した。北朝鮮がミサイルを発射した中で、「日米韓がタッグを組まなければ、国の安全を守っていくことはできない」と強調したという。

 韓日両国は月末から6月初めまでシンガポールで開催されるアジア安全保障会議(シャングリラ会合)を機に、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)韓国国防部長官と岩屋氏の会談を開催したい考えだ。実現すれば昨年10月以来の会談となる。その場合、人的交流など国防交流・協力の再開が集中的に協議される見通しだ。

 一方、韓国国防部などによると、韓中はTHAAD問題が起きてからほぼ断絶状態だった当局間のホットライン(直通電話)回線を周期的に点検し、現在は使える状態にしている。また、昨年5月に国防政策の実務者会議を開くなど、対話チャネルの正常化を進めている。今年に入ってからは、韓国海軍の艦艇が中国人民解放軍の港に入港したり、中国・青島で開かれた国際観艦式に参加したりした。両国はシャングリラ会合に合わせた国防相会談の開催も調整中だ。

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