子どもの差別や「愛のむち」も児童虐待 警察が捜査マニュアル=韓国

【ソウル聯合ニュース】子どもを狭い場所に1人で閉じ込めたり、しつけや教育を理由に「愛のむち」を振るったりした場合、今後は児童虐待として警察の捜査を受ける可能性がある。韓国警察庁は24日、児童虐待の捜査と関連し、しつけや教育と虐待のあいまいな境界を線引きする「児童虐待捜査マニュアル」を作成し、各警察署に配布したと発表した。

 マニュアルは「教育はいかなる道具も使用してはならず、たたくことは無条件でいけない」と定めている。また「教育の目的が正当で、その手段・方法が適切であっても、身体に傷が生じたり、心理的虐待に至ったりするほどの行為はしてはならない」と強調している。

 マニュアルは心理的虐待の類型についてもまとめた。子どもを怒鳴りつけたり、施設に捨てるなどと繰り返し脅したりする行為は言葉の暴力に当たる。

 また、怖がらせるような雰囲気をつくったり狭い場所に閉じ込めたりする行為、未成年者の出入りが禁じられている店に繰り返し子どもを連れて行く行為、子どもの目の前で家族に暴力を振るう行為、きょうだいや友人と比較したり差別したりする行為も心理的虐待に当たるとマニュアルは規定している。

 警察はマニュアルの作成を機に、今後は児童虐待の通報があった場合に「教育目的」という親の主張の是非をより厳格に評価する方針だ。

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