金大中氏妻の訃報を北朝鮮に通知 韓国統一部

【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は11日、故金大中(キム・デジュン)元大統領の妻で10日に死去した李姫鎬(イ・ヒホ)さんの訃報を北朝鮮・開城の南北共同連絡事務所を通じて北朝鮮側に伝えたと明らかにした。

 統一部当局者によると、李さんの葬儀を取り仕切る葬儀委員会の要請があり、この日午前に連絡したという。

 弔問に訪れた青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は北朝鮮からの弔問団派遣に関して協議が行われているかについて記者団に問われ、「訃報を北側に伝えたものと承知している」と述べた。

 南北交流が停滞した状況で政府レベルの連絡チャンネルである南北共同連絡事務所を通じ訃報が伝えられたことに注目が集まる。ただ連絡事務所は南北民間交流のための連絡にも利用される。

 李さんは2000年の南北首脳会談の際、金大中氏に同行し平壌を訪問。11年12月に北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が死去した際は弔問のため訪朝し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と面会した。15年8月にも金委員長の招きで北朝鮮を訪れた。

 北朝鮮は金大中氏が死去した09年8月18日の翌日、「金大中平和センター」宛てに「特使弔意訪問団」を派遣するとの通知文を送った。北朝鮮の特使団は同月21日に特別機でソウルに到着。当時の李明博(イ・ミョンバク)大統領とも面会した。

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