米国、韓米首脳会談に向け韓国に重い宿題課す

(1)北朝鮮の完全に検証された非核化協力

(2)韓米日共助・韓日関係改善

(3)韓米同盟強化策協議

 米国務省は今月末に相次いで行われる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)と韓米首脳会談で、北朝鮮のFFVD(最終的かつ完全に検証された非核化)、韓米同盟、韓米日共助の強化を協議することを10日(現地時間)、発表した。ドナルド・トランプ大統領の訪韓を前に、韓米両国間の敏感な懸案3つを課題として投げ掛けたものだ。

 米国側は同日、昨年6月にシンガポールで行われた米朝首脳会談1周年と関連して、「(北朝鮮の核問題は)いつも屈曲がある」と述べ、交渉の膠着(こうちゃく)状態がしばらく続く可能性を示唆した。文正仁(ムン・ジョンイン)大統領特別補佐(統一・外交・安全保障担当)は同日、「トランプ大統領が来る前に南北首脳会談を行うべきだ。北朝鮮が決断を下さなければならない時だ」と述べた。6月中に南北首脳会談を開催すべきだという考えを明らかにしたものだが、北朝鮮は「(韓国の方が)南北協力を先に実行すべきだ」としている。

 モーガン・オータガス米国務省報道官は同日の定例記者会見で、今月28日と29日に大阪で開催されるG20サミットでトランプ大統領と安倍晋三首相が会うことに言及、「北朝鮮のFFVDを調整して、韓国を含めた(韓米日)の3カ国共助強化案を協議する。(その後に行われる韓米首脳会談では)韓米同盟強化と北朝鮮のFFVD達成のため緊密な共助努力を続けるだろう」とした。米国は北朝鮮の核問題だけでなく、急速に冷え込んでいる韓日関係の改善にも積極的に介入する考えを明らかにしたものだ。

ワシントン=趙義俊(チョ・ウィジュン)特派員 , 金慶和(キム・ギョンファ)記者
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