新大久保駅で亡くなった李さん 「両国友好の希望に」=ソウルで追悼イベント

【ソウル聯合ニュース】2001年に東京のJR新大久保駅でホームから転落した人を救おうとして亡くなった韓国人留学生、李秀賢(イ・スヒョン)さん(当時26)をしのぶイベントが25日、ソウルの日本大使館公報文化院で開かれた。

 会場は両国の市民らで埋め尽くされ、満席となった。

 イベントでは歌手のチュ・ガヨルさんが自ら作詞・作曲した李さんを追悼する曲「君を忘れない」などを披露。息子の遺志を受け継ぎ、日本に留学するアジアの若者を支援してきた李さんの両親の活動を記録したドキュメンタリー映画「かけはし」の上映会が行われた。

 長嶺安政・駐韓日本大使は「李さんが思い願った豊かな日韓交流を実現するという遺志をさらに発展させていく決意を新たにする機会にしたい」とあいさつ。「李さんの遺志が多くの方々に受け継がれること、そして日韓の友好関係の強化につながることを希望する」と語った。

 イベントには李さんの母、辛潤賛(シン・ユンチャン)さんも出席。「心の温かい多くの日本の方々が一緒に悲しみ、励ましてくれた」として、「息子が両国の友好増進の希望として残ることを切に願う」と呼びかけた。

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