北朝鮮が日本の商業捕鯨を非難 「クジラ漁に狂奔」

 北朝鮮が3日、日本の商業捕鯨再開を非難した。

 朝鮮労働党の機関紙『労働新聞』は3日、「日本、クジラ漁に狂奔」というタイトルの記事で、「日本が商業目的のクジラ漁を大々的に繰り広げようと画策している」としてこのように伝えた。

 同紙は「6月30日、国際捕鯨委員会(IWC)から正式脱退した日本当局は、今年の末までに227頭のクジラを獲ると発表した。日本の無分別な振る舞いは国際社会の抗議と糾弾を受けている」と指摘した。

 日本は、IWCを脱退して31年ぶりに商業捕鯨を再開した今月1日、ミンククジラ2頭を捕獲した。このうち1頭は体調およそ8.3メートル、体重およそ5.5トンといわれている。

キム・ジフン記者
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  • ▲北海道釧路港で1日、捕獲されたミンククジラが捕鯨船から水揚げされているところ。日本はこの日、31年ぶりに商業捕鯨を再開した。/写真=NEWSIS

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