病院利用回数はOECD加盟国中1位、医者数は最下位

 韓国人が治療を受けるため病院を訪れる回数、入院日数、病床数はいずれも経済協力開発機構(OECD)加盟国の中でも非常に多いが、その一方で診療を行う医師の数は非常に少なく、最下位に近いことが分かった。

 韓国保健福祉部(省に相当)が21日に公表した「OECD保健統計2019」によると、2017年の時点で韓国国民1人当たりの年間外来診療回数は16.6回で、OECD加盟国平均(7.1回)の2倍以上だった。2位の日本(12.6回)とも大きな差があった。年間の平均入院期間は18.5日で、これは日本(28.2日)の次に長かった。

 一方で診療を行う医師と看護師はOECD平均(3.4人)よりも少なかった。2017年の時点で韓国の臨床医師数は人口1000人当たり2.3人で、OECD加盟国の中で最下位だった。韓国の医師数は韓方医も含めた数だ。

ソン・ホヨン記者
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