MLB:大リーグを熱くする「メイド・イン・コリア」野球

 メリル・ケリー(30)=アリゾナ・ダイヤモンドバックス=とエリック・テイムズ(32)・=ミルウォーキー・ブルワーズ=は韓国で培った実力をもとに米国で復活した。ケリーは19日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発登板して5と3分の2イニングを1失点に抑えた。ダイヤモンドバックスは6-1で勝ち、ケリーは9勝目を挙げた。先発対決でサンフランシスコ・ジャイアンツの看板投手マディソン・バンガーナー(6イニング4失点)に判定勝ちしたとして注目されている。ケリーは米国でプロ入りした2010年から2014年までマイナーリーグでのみプレーした。韓国SKで2015年から2018年まで4年間にわたり48勝(32敗・防御率3.86)を挙げたのがターニングポイントになった。ケリーは2018年に韓国シリーズ優勝も経験、大リーグ挑戦を宣言して夢を成し遂げた。

 テイムズも韓国NCで2014年から2016年まで3年間で124本塁打を放って大砲に育ち、大リーグ再進出に成功した。 2011年から2012年まで大リーグで合計30本塁打を記録、2017年にブルワーズに入団して31本塁打を放ち活躍した。昨年は不振(打率2割1分9厘・16本塁打)だったが、今年(打率2割5分7厘・17本塁打)と復調の兆しを見せている。テイムズは昨冬、MBCの音楽バラエティー番組『覆面歌王』に出演するなど、自身の野球人生を花開かせてくれた韓国との縁を持ち続けている。

 昨年ハンファでプレーした右腕投手デビッド・ヘイル(31)は今年ニューヨーク・ヤンキースに控え投手として入り、3勝(37と3分の1イニング・防御率2.89)を挙げた。だが、背中を傷めて今月からは戦力から外れている。

【表】韓国人大リーガー

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者
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