国民の90%「ハングルは美しく科学的な文字」

 韓国語を表記するハングルから連想する印象について、韓国国民の90%以上が「美しく科学的な文字」だと答えた。国立国語院は最近発行した資料「数字で見るウリマル(韓国語)」の中で、韓国語とそれに対する国民の関心度を調べた。ハングルに対する認識(複数回答)では、美しい文字(92.1%)、科学的な文字(91.8%)との回答が多く、ハングルやハングル文化に関心があるとの回答は88.9%に達した。分野別では正書法・分かち書き(78.2%)、ハングル教育(70%)、創製原理(64.9%)の順だった。

 「数字で見るウリマル」は韓国語関連のデータを国民に分かりやすく伝えるために発行された資料だ。それによると、2017年末で韓国語を母国語として使用する人口は7720万人で、世界の言語使用者ランキングで13位だった。韓流の影響で昨年全世界の「世宗学堂」での受講生は6万人を突破した。

 国民の国語能力を把握するため、文章を書く頻度と類型も調べた。ソーシャルメディアに文章を書く頻度は「ほぼ毎日書く」との回答が50%を超えたが、日記や文学的な文章を「ほぼ毎日書く」との回答は10%以下だった。多文化家庭の子どもたちの韓国語能力を調べた結果、子どもの韓国語は上手だとの回答が94.1%だったのに対し、子どもが外国出身の父母の母国語の方をうまく話すとの回答は5.9%にとどまった。

ペク・スジン記者

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