水原カラオケ「小学生集団暴行」騒動、捜査着手…青瓦台請願14万人突破

 京畿道水原市内のカラオケボックスで、中学生らが小学生を集団で暴行する事件が発生し、警察が捜査に乗り出した。加害者らに対する厳重処罰を求める請願も青瓦台(韓国大統領府)ホームページの国民請願掲示板に寄せられた。

 京畿水原西部警察署は23日、暴行容疑で女子中学生A(13)ら5人を立件して取り調べていると明らかにした。Aらは21日午後6時ごろ、京畿道水原市八達区にあるカラオケボックスで小学生のBさん(女子、12)を集団で暴行した疑いが持たれている。女子中学生らは、自分たちより幼いBさんがタメ口をきいたという理由でBさんに暴行を加えたという。

 事件はこの日、会員制交流サイト(SNS)に「06年生まれ集団暴行事件」というタイトルの動画が拡散されたことで多数の人々の怒りを買っている。動画には水原のカラオケボックスで小学生の女子が多数の中学生に暴行される様子が映っている。動画の中で加害者らは被害者が血を流しているにもかかわらず、暴行と暴言をやめなかった。また、現場に一緒にいた男子生徒らは暴行に加わっておらず、歌を歌っていたことが分かった。動画の中で被害者Bさんの顔にはモザイクがかけられておらず、2次被害も懸念される。

 23日未明、青瓦台の国民請願掲示板には「06年生まれ集団暴行事件」と題する請願が寄せられた。請願者はSNSで拡散されている動画に言及し「加害者らを厳重処罰し、法の怖さを悟らせるべき」と主張した。請願は同日午前10時52分現在、14万人以上が賛同している。

イ・ジウン記者
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