スポーツ・マッサージ用化粧品広告、3割は虚偽=韓国食品医薬品安全処

 韓国の食品医薬品安全処(食薬処)は今年10-11月にインターネット上でスポーツ用、マッサージ用などという用途を掲げた化粧品販売広告4748件をチェックした結果、1553件(33%)を虚偽・誇大広告に当たるとして28日までに摘発した。

 筋肉回復、血液循環、消炎鎮痛など医学的効果をうたったり、米食品医薬品局(FDA)の医薬品登録を掲げ、化粧品を医薬品と誤認させるような広告を行ったりしていたマッサージクリームやジェルが主に摘発された。機能性化粧品として審査を受けていた製品をしわ取り効果があるかのように宣伝していたケースもあった。

 食薬処は「関節の炎症、痛みの緩和、疲労感解消、新陳代謝活性化など医学的効能は化粧品が掲げることができる属性には当たらない。購入時に注意が必要だ」と呼び掛けた。食薬処は放送通信審議委員会などに問題のサイトの遮断を要求した。

ホ・サンウ記者
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