「韓国は5億ドル多く払った」…また防衛費膨らませたトランプ大統領

 ドナルド・トランプ米大統領が中東問題に言及した際、いきなり韓国のことを「金持ちの国」と言い、防衛費分担金をもっと多く払わなければならないと主張した。今月14日と15日にワシントンD.C.で鄭恩甫(チョン・ウンボ)韓米防衛費分担交渉代表と米国務省のディハート防衛費分担交渉代表を首席代表にして行われる第11回韓米防衛費分担特別協定(SMA)の第6回交渉を前に、再び韓国に防衛費引き上げの圧力を加えたものだ。

 トランプ大統領は10日(現地時間)、フォックス・ニュースのインタビューで、中東地域への追加派兵問題に関する質問に、「サウジアラビアは既に(防衛費分担金として)10億ドル(約1095億円)を預けている。私はサウジアラビアに『あなたたちは非常に豊かだ。より多くの(米軍)兵力を望むなら、私たちに(費用を)支払わなければならない』と話した」と主張した。

 トランプ大統領はその後、突然「韓国は私たちに5億ドル(約548億円)くれた。(以前は)彼らは決してくれなかった」と言った。トランプ大統領は昨年からずっと「韓国が5億ドル多く払った」と主張している。しかし、実際には韓国は昨年、防衛費1兆389億ウォン(約981億円)を負担した。前年の9602億ウォン(約907億円)より約787億ウォン(約74億円、ドル換算では約6800万ドル)多く払ったものだ。

ワシントン=趙義俊(チョ・ウィジュン)特派員
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