北「立場をわきまえず騒がしい」文政権を愚弄

「トランプから誕生日を祝う親書を受け取った」「南が仲裁者に未練を持つのは愚かな考え」

 北朝鮮は11日、米国のトランプ大統領が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に「誕生日を祝う親書を送った」と韓国大統領府が発表したことについて「南朝鮮は自らの立場をわきまえず焦ってさわがしく動いている」などと非難した。「米朝の間に韓国が割って入るな」と警告した形だ。北朝鮮は米国との非核化交渉について「1年半にわたり米国にだまされた」「ベトナムで行われたような交渉はもうないだろう」とも主張した。

 北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務省顧問はこの日発表した談話の中で「金委員長とトランプ大統領との親しい関係に南朝鮮がしゃしゃり出るのは、身の程知らずであり愚かな考えだ」などとした上で「ばかな立場になりたくなければ自重した方が良いだろう」と侮辱した。前日に米国から帰国した韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が「トランプ大統領が金正恩氏に誕生日を祝う親書を送ってほしいと頼んできたので送った」と発表したが、これをあざけるような表現を使って非難したのだ。

 金桂寛氏は「南朝鮮は息を切らして興奮が抑えられず、全身を震わせながら『大緊急通知文』として米国大統領からの誕生日メッセージについて発表したが、これは米国大統領からの親書としてわれわれが直接受け取ったものだ」と明らかにした。金桂寛氏はさらに「同じ家の一族でもない南朝鮮が『米国大統領からの親書を伝達した』などと軽々しく言っているが、朝米関係において仲裁者の役割がしたい未練が残っているようだ」とも侮辱した。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が7日の「新年の辞」を通じて発表した北朝鮮への提案内容、そして金正恩氏の韓国訪問を事実上、拒否したものと解釈されている。

 金桂寛氏は「われわれが提示した要求事項を全面的に受け入れるという条件でのみ、米国との対話は可能だ」「一部の国連制裁と核施設(寧辺)を一気に交換するといった交渉などあり得ない」とも主張した。

キム・ミョンソン記者
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