慢性的なデモ防止に向け光化門広場使用料1時間4万ウォンから12万ウォンに 

基準を上回る騒音には200万ウォンの過料も

 ソウル市鍾路区にある光化門広場の使用料金が早ければ今年の後半から3倍に跳ね上がる。広場を無断で使用した場合に支払う弁償金もほぼ8倍になる。光化門広場での行事やイベントで一定以上の騒音が発生した場合、主催者は最大で200万ウォン(約19万円)の過料を支払わねばならない。

 光化門広場で大きな問題となっている集会やデモの問題を解決するため、ソウル市は広場の使用料金を大幅に引き上げることを決めた。1平方メートル・1時間当たりの料金は現在10ウォン(約1円、夜間は30%割増)だが、値上げ後は3倍の30ウォン(約2.9円)になる。広場の中で実際に行事が可能な面積(4000平方メートル)全てを1時間使用した場合、その料金は今は4万ウォン(約3800円)だが、値上げ後は12万ウォン(約1万1400円)になる。ソウル市はこの方針を来月の広場運営市民委員会の案件とし、今年5月には条例改正に乗り出す方針であることが13日までに分かった。ソウル市のある関係者は「値上げの幅は検討の過程で調整されるかもしれない」とコメントした。

 ソウル市が光化門広場の使用料金を大幅に引き上げる背景には、現在の料金があまりにも安いという事情がある。光化門広場の使用料金はロンドンのトラファルガー広場、横浜の桜木町など各国の主要な広場のわずか7-11%と安く、影響でさまざまな集会やデモなどの統制が難しくなっているのだ。

 光化門広場を無断で使用する団体に求められる弁償金も大幅に引き上げられる。現在の弁償金は通常料金の120%だが、昨年の大法院(最高裁に相当)判決で「広場の弁償金には占有地域の賃貸料などを反映しなければならない」との判断が下されたため、新しい基準を適用する方針だという。具体的には現在のおよそ8倍に引き上げられる見通しだ。ウリ共和党が先日3張りのテント(54平方メートル)を無断で設置した際には、1日当たり1万8000ウォン(約1700円)の過料を支払ったが、この額は新しい基準だと14万3000ウォン(約1万4000円)になる。

 ソウル市は鍾路区と協力し、光化門広場で非常に大きな騒音が発生した場合も過料を賦課する方向で調整を進めている。これが制定されると、法定基準値(日中70デシベル以下、夜間60デシベル以下など)を超過した場合には最大で200万ウォン(約19万円)の過料を支払わねばならなくなる。過料を賦課する権限は鍾路区にある。ソウル市は光化門広場の騒音基準を独自に定め、これに基づいてスピーカーなどの規格を制限する方策も検討している。ソウル市のある関係者は「今後、光化門広場で行事やイベントを行う主催者が、許可された目的以外の用途で広場を使用した場合、許可の取り消しや停止を行う方策も検討している」と明らかにした。

鄭智燮(チョン・ジソプ)記者
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