文大統領「米朝間の時間的余裕多くない」 南北関係発展の必要性も強調

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、青瓦台(大統領府)で行った年頭記者会見で、米朝対話の膠着(こうちゃく)は状況を後退させかねないとした上で、「朝米(米朝)間に時間的な余裕が多いとは思っていない。朝米はできるだけ早く対話に乗り出す必要があり、韓国政府もそうなるよう努める」と述べた。

 文大統領は、米国が本格的に大統領選モードに入れば、米朝対話のための時間そのものを設けることが容易ではなくなるかもしれないと指摘した。

 一方で、米朝首脳が対話の意思を保っていることも強調。トランプ米大統領はイラン問題などを抱えているさなかにも北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)に誕生日(1月8日)を祝う親書を送ったとし、「米国が、トランプ大統領が、今なお北のことを最も重要に考えているというメッセージを送ったことに意味がある」と説明した。

 一方の北朝鮮についても、非核化を巡る対米交渉の期限としていた2019年末を過ぎても「対話の扉を閉ざしていない」と評価した。

 韓国政府の役割に関しては、「朝米対話が膠着状態にあるだけに、南北間でもこの時点で私たちが取ることのできるさまざまな現実的な方策を探り、南北関係をできる限り発展させる必要がある」と述べた。南北関係の発展は「朝米対話に良い効果を及ぼす、好循環の関係を持つだろう」と語った。

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