クルーズ船内の韓国人14人は健康…非難を恐れインタビュー・身元公表避ける

クルーズ船内の韓国人14人は健康…非難を恐れインタビュー・身元公表避ける

横浜総領事館、キムチなど届ける

 「武漢肺炎」集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗船中の韓国人は14人だ。14人は今のところ、体調に大きな問題がないという。尹喜粲(ユン・ヒチャン)駐横浜総領事は12日、記者らに「毎日3回、電話で韓国人乗客9人、乗務員5人の安否を確認しているが、発熱などの症状を示している人はいない」と言った。これまで体調不良で検査を受けた492人の中にも韓国人は含まれていない。

 韓国政府が把握しているところによると、乗客9人には韓国からの旅行客よりも在日韓国人の方が多く、ほとんどが1940-1960年代生まれだとのことだ。ただし、一部の韓国人乗客はバルコニーや窓がない部屋で生活しており、疲労が深刻だという。

 尹喜粲総領事は「韓国人乗客・乗務員は直接は口にしないが、隔離されて1週間が過ぎた状況なので、早く状況が良くなることを願っている」と語った。韓国人乗客・乗務員はまた、下船後に韓国に戻っても、再び検査を受けなければならないのかを心配しているという。乗客の中には、韓国の一部ネットユーザーに「韓日関係が悪化している状況で日本のクルーズ船に乗って豪華な旅行をしている」と非難されるのではと心配し、身元が公表されることを嫌がっているそうだ。このため、普通なら韓国のメディアや政府に現在の状況を伝えたり、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じて困窮を訴えたりするところだろうが、こうした動きはほとんどないということだ。

 一方、横浜総領事館は同日、韓国人乗務員の要求に応じて、キムチ・カップラーメン・歯磨き粉・歯ブラシなど12品目・155点を届けた。太極旗(韓国国旗)が欲しいという60代の女性には太極旗が渡されたという。一部の韓国人乗客は、日本で暮らす家族に品物を届けてもらったとのことだ。

東京=李河遠(イ・ハウォン)特派員
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